2020年01月02日

新年に入りたまたまグーグルでのちゃぶだい紹介を見ました。

口コミなども書かれているんだ~と思い。

お名前からコメントが無く星1つなどは当店の禁止事項等で

ご注意させていただいた方かな~とか

そして一番新しい口コミが星1つ💦ガァ~ン

でも内容が内容だけに焼き物が間違った

悪いイメージになってはいけないと思い

今回はブログに書かせていただきます。

内容は
落とした訳でもなく、数日でヒビが入りました。
クレームと、返品に行こうと思いましたが面倒さいし、変な事言われるのも嫌なので捨てました。


と書いてありました。


焼き物は最初の段階で傷、損傷がある場合は水などにぬれた瞬間

傷の部分が黒く線として現れたりします。

最初に使っていてヒビが無く、数日で出てくると言いうと

まず考えられるのは落とさなくとも、小さな衝撃、たらいにうるかし、入れている間に

器同士がぶつかっていたり

重ねるときに静かに重ねず勢いよくガシャンと重ねても

傷やかけの原因となることがあります。

まずは磁器と陶器は扱い方が違う扱いでなければいけないということ

またお持ちなるお客様で一番多いのは「貫入」を

傷やヒビと思いお持ちになるお客様もいらっしゃいます。

陶器の知識の無い方が貫入を見ればただの不良品扱いとなる現状はございます。

今回の書き込みのお客様は、捨ててしまったと書いてありましたので

これから状態を確認することは出来ず返答することはできないかと思いますが

おそらく貫入をヒビと思われたのかと思います。

うつわの店ちゃぶだいは

作品を見て、万が一当初からの傷と判断できた場合は返品は勿論

ご返金もいたしますので作品をお持ちいただくか、

画像をメールに送っていただけましたら対応させていただきますので

ご購入後そのような時はご遠慮なくお申し付けください

どうぞよろしくお願い致します

店主 菊地


 陶器の貫入(かんにゅう)とは、作成工程の中で表面にできるヒビのことです。
パッと見はわからなくても、よーく見ると細かいヒビのような模様があることがわかります。
(貫入の目立たない陶器もあります)
陶器には、釉薬(ゆうやく)というものを表面に覆って陶器を頑丈にしたり、水を吸収しにくくしたり、さらに美しく見せることがあります。
この釉薬をつけたあとにもう一度焼き、冷ます時にこのひびができます。
物質には、熱を加えると膨張・冷やすと収縮する性質があるのですが、素地と釉薬の膨張率、収縮率が違うため、最終的に細かくヒビ状になって固まり、貫入が入るのです。

画像は私の愛用作品です
1番目は5~6回使用で出た貫入です
resize4090
こちらも1週間くらいで出ました
resize4091
こちらは細かい貫入です
resize4092





(11:51)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。